VRM 0.xと1.0の違いと選び方
VRM 0.xと1.0の機能差、互換性、対応ソフトウェアの違いを解説。現在の主流は0.x系です。
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VRMとは
VRM(Virtual Reality Model)は、3Dアバターの標準フォーマットです。現在、VRM 0.xとVRM 1.0の2つのバージョンが存在します。
現在の主流はVRM 0.x
**2024年現在、大多数のソフトウェアやサービスがVRM 0.xをサポートしています。**VRM 1.0は最新規格ですが、対応ソフトウェアが限られているため、迷ったらVRM 0.xを選ぶことを強く推奨します。
VRM 0.xの特徴
メリット
- 対応ソフトウェアが豊富: VSeeFace、Warudo、VMagicMirror、バーチャルキャストなど、ほとんどの3D配信ソフトが対応
- 実績が豊富: 多くのVTuberが使用しており、ノウハウが豊富
- アセットが多い: BOOTHやVRoid Hubに多くのアセットが公開されている
- 安定性: 長年使われており、バグが少ない
デメリット
- 揺れもの(SpringBone)の設定が複雑
- 表情の設定が手動で手間がかかる
- 一部の最新機能が使えない
対応ソフトウェア(一部)
- VSeeFace
- Warudo
- VMagicMirror
- 3tene
- バーチャルキャスト
- VRChat(VRMインポート経由)
- cluster
VRM 1.0の特徴
メリット
- 揺れものが進化: SpringBoneからより高性能なVRM SpringBoneに
- 表情設定が簡単: 表情の組み合わせがより柔軟に
- 標準化が進んでいる: 仕様が明確で、今後の拡張性が高い
- パフォーマンス向上: 軽量化され、処理が高速化
デメリット
- 対応ソフトウェアが少ない: 2024年現在、対応しているソフトが限られる
- アセットが少ない: BOOTH等での公開アセットがまだ少ない
- ノウハウが少ない: 使用事例が少なく、情報が集まりにくい
対応ソフトウェア(一部)
- UniVRM 1.0(Unityエディタ上)
- VRM Addon for Blender
- 一部の最新ビューア(実験的対応)
互換性について
VRM 0.x → VRM 1.0
VRM 0.xからVRM 1.0への変換は可能ですが、揺れものや表情の再設定が必要になります。完全自動変換ではないため、手作業が発生します。
VRM 1.0 → VRM 0.x
VRM 1.0からVRM 0.xへの変換は非推奨です。VRM 1.0の機能が失われる可能性があります。
どちらを選ぶべき?
VRM 0.xを選ぶべき人
- 3D配信をする人(最優先)
- VRChatやclusterで使いたい人
- 多くのソフトウェアで使いたい人
- アセットを活用したい人
- 迷っている人
VRM 1.0を選ぶべき人
- 最新技術を試したい人
- Unityで開発する人
- 将来を見据えて投資したい人
- 特定の対応ソフトだけを使う人
依頼時の注意点
仕様書に明記する
モデル制作を依頼する際は、必ず「VRM 0.x」または「VRM 1.0」を明記しましょう。明記がないと、クリエイターが違うバージョンで作成してしまう可能性があります。
迫られたらVRM 0.x
もしクリエイターから「どちらがいいですか?」と聞かれたら、VRM 0.xを選ぶことを強く推奨します。
両方作成も可能
追加料金で両方のバージョンを作成してもらうことも可能ですが、まずVRM 0.xを作成し、必要に応じてVRM 1.0を追加するのが現実的です。
まとめ
2024年現在、VRM 0.xが主流であり、ほとんどのソフトウェアが対応しています。VRM 1.0は将来有望ですが、現時点では対応ソフトが限られています。
迷ったらVRM 0.xを選び、必要に応じて将来VRM 1.0を追加するというアプローチが最も現実的です。
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